意外な一面

クロが我が家にやってきて、今日でちょうど1年が経ちました。
まだ1年しか経っていないなんて信じられません。

子猫の頃はものすごく高く細い声で「ミャー!…ミャー!」と鳴いていて、まだ小さいし、体が黒いために存在感は比較的薄い感じでした。
しかし今では体もかなり大きくなり、しかもその体をビローンと長く伸ばして寝ているため、結構場所を取ります(笑)
それに、必ず自分の体型よりも小さい場所に隠れようとしたり、あえて(?)白い場所にいたりするので、どこにいてもものすごい存在感です!

ヤンチャっぷりは…あんまり1年前と変わってないような気がします。
少しは落ち着いたのかな?とも思いますが、クロが大人になったというよりも、人間がクロのヤンチャっぷりに慣れたという方が大きいような…(笑)
今だから言えることですが、母は

「この子と一緒に暮らして行くのは無理かも…」

とはじめ思ったそうです!
クロ、危なかったね!!(笑)

それでも生活して行くうちに、かけがえのない存在になって行くんですね。
今では、多分クロは私より母の方が好きみたいですし…
母にばかり『抱っこ抱っこ!』と甘えるんですよー!(ちょっとジェラシー!)。
なんだかんだヤンチャをしつつも、人間が好きな甘えん坊です。

ふと気付いたのですが、クロと出会ってからクロが本気で怒るところをまだ1度も見ていません。
ちょっと怒るとしっぽを太くしたり、高い声で「ウ〜ゥウゥ〜!」と鳴いたりはするのですが、『フーッ!!』とか『シャーッ!!』とか、まだ1度も言ってないんです。
爪を切っても、ピアノの裏からつまみ出しても、イタズラした時に鼻をピンッと弾いても、ワクチンを打ってもらっても……特に動じないクロ。
ヤンチャなとこばかりに目が行ってしまいますが、クロは意外と穏やかな子に育っているのかもしれません。

…鈍いだけじゃないことを祈ってます(笑)